国際カップル あるある生活

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外国人配偶者の年金

外国人配偶者の年金制度について理解しよう

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公益財団法人も認めている

少し本題とずれますが、まず年金の重要さをあらためて。

この写真は、公益財団法人の生命保険文化センターが発行している『ねんきんガイド』という本です。この本は、2017年9月の改定版です。私は生命保険の方から存在を教えてもらい勉強のために購入しました。ファイナンシャルプランナーや保険屋さんにとってはスタンダードとなっている本ということです。

www.jili.or.jpこの本の表紙をめくるといきなり目に飛び込むのは、「老後の必要生活資金」という見出し。ここには、こんな説明が書いてありました。

高齢夫婦無職世帯の家計をみると、実収入から非消費支出(税・社会保険料等)を差し引いた可処分所得約18.3万円に対して、消費支出は約23.8万円で、1ヶ月間に約5.5万円が不足しています。

 

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先日、政府が発表した内容と同じですね。昔から言われていたというのは過去の私のブログ内でも記述していますが、2017年の本にもこのように書かれているのです。むしろ今頃、騒いでいることにとても不思議でなりません。5.5万円不足すると80歳まで生きるとすると老後30年間で5.5×12×30≒2,000万円不足ということになります。上の写真に支出の内訳がグラフで掲載されていますが、あながち嘘ではないような気がします。これに想定外の出費や賃貸で暮らしている人は家賃も考慮対象となるはずなので、相当生活が厳しくなるはずです。しかも、年金が支給されるのは65歳(定年も65歳、70歳と噂もありますが・・・)だとすると5年間は無収入です。少なくとも5年間の生活費も必要ということになるのです。ちなみに、これはきちんと年金をもらえる人の話です。そうなんです!!年金をきちんともらえなかったら、もっとひどいことになるのです。

年金の大切さがわかったでしょうか。

外国人配偶者の年金は注意

さて、外国人配偶者の年金はどうなっているか?自分が死んでしまってもきちんと日本で生活していけるだろうか・・・とても心配ですよね。今日のテーマは、外国人の年金について少し触れようと思います。

国際結婚の夫婦では、外国人配偶者の年金のことも当然ながら、考えてあげなければなりません。ただ、外国人配偶者の年金は少し注意すべき点があるのです。なぜなら、外国人の年金のルールというのは、少しい癖?があって厄介なんです。日本人の夫(あるいは妻)が理解できなければ、外国人の配偶者がもっと理解できていないはずですよね。ちなみにひとくちに「年金」と言っても3種類あるのは、ご存知でしょうか?当然、知っている人もいますが、知らない人も意外に多いんですよ。私の職場の数人に聞いてみましたが、なんと!!半分以上も知りませんでした。

  1. 老齢基礎年金
  2. 障害基礎年金
  3. 遺族基礎年金

上記3つが主な年金の種類です。一般的に「年金」と言ったら、1.の老齢基礎年金のことを指します。私のブログでは、この老齢基礎年金のことを触れていきます。他には寡婦年金や死亡一時金、付加年金なんてのもあります。

 

今日はここまで(朝早く起きて、出張だったので疲れた^^;)次回は、この外国人のための年金制度における注意点を記載してみようと思っています。