国際カップル あるある生活

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国際結婚 外国人にとって病院の診察はハードルが高い

病院には中国語がわかるスタッフはほぼゼロ

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今回は、妻が来日後に困ったことを書いてみたいと思います。

何といっても体調が悪くなった時の病院での診察です。病院の看護師も医者も中国語はもちろん理解できません。そのため、的確に自分の症状を説明するのも難しく、医者のアドバイスも正しく理解することができません。そうなると間違った診断や薬を処方される可能性もあります。妻が体調不良のときに病院に連れて行ったのですが、このような状態で、とても可哀想な思いをさせてしまいました。

ネットで中国人スタッフのいる病院を検索しても地元の病院では皆無。日本語の上級者ではないと、こういうところにも影響がでてしまいます。日本で適切な処置ができない場合、症状が深刻であれば母国に戻って病院に行ってもらうしかない可能性すらあります。

せめて英語ができたら

先日、妻を病院に連れて行ったときに医者が頑張ってコミュニケーションをとろうと思って英単語を使っていたのですが・・・。

 中国の場合、英語が本当に浸透していません。もちろん、ペラペラな人もいますし上海などの国際都市や空港などでは話せる人も多いのでしょう。ですが、例外と思ってください。簡単な英単語も全く通用しません。例えば、デスク、ブック・・・など。日本人も英語が苦手な人が多いのですが、単語力はある方ではないでしょうか。外来語もあるしローマ字も使います。洋画や洋楽も浸透しており、英語は身近なものでもあります。英単語をある程度知って入れば、単語をテキトーにつなげれば何となく英語でコミュニケーションも可能ですが、中国ではそれも難しいのです。

パートナーのサポートが必要

妻、あるいは夫を守ってあげるのは、パートナーの役目です。相手は母国からパートナーのために日本に来てくれています。それは、先述のようなリスクを承知の上です。やはりパートナーであるあなたも相手の母国語を習得して相手が困らないような環境を作ってあげる必要があります。これは国際結婚における義務だと思います。

もし、国際結婚をこれから検討している人で相手の母国語が堪能ではない人は、こういったこともよく考えて検討してくださいね。