国際カップル あるある生活

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中国のクリスマス

中国ではりんご?

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 日本て不思議な国ですよね。つくづくそう思います。なぜかというと宗教にほぼ無関心な人もクリスマスはとても大事にしますよね。恋人や家族と過ごしたり、ごちそうを食べたり・・・。

一説によると日本人のキリスト教の信者は人口の1%未満らしいです。キリスト教の場合、クリスマスと同じぐらい復活祭(イースター)が大事だったりするのですが、お祝いをするどころかあまりなじみがないですよね。クリスマスがどちらかというとロマンチックさがあるのに対してイースターは少し宗教色が濃いので日本人には受け入れがたさがあるのかもしれませんね。

ところで、日本人の場合はクリスマスの食べ物といえば、やはりクリスマスケーキ。ホールで買って、ろうそくを立てて家族で食べる・・・ほとんどの人が小さい時から経験している風景なのではないかと思います。実際、クリスマスイブは他の日と比べるとケーキの売り上げが十数倍になるのだとか。確かに予約も早めにしておかないと買えなかったりしますよね。

ところで、中国もクリスマスってあるのでしょうか?

もちろん!ありますよ。日本と同じようにクリスマスが近づくとクリスマスツリーを飾ったりします。街にくりだせば、これまた日本と同じようにクリスマスムードで溢れます。では、ケーキも食べるのか?というとこれはちょっと違うようです。

中国ではイブに「平安な一生を送れますよう」という願いをこめて『りんご』を食べるのが一般的です。

平安果(ping guo)

中国では平安を願い「平安の果実」というものを食べるそうです。これは略すると平果となるそうで、発音がping guoとなります。ちょうど、りんご(苹果)の発音もping guoと発音しますので、この平果=りんごなんですね。

中国では、イブに大切な人や親しい人にりんごを素敵にラッピングしたりして贈るそうです。

私が妻と交際して初めてのクリスマスイブを迎えるにあたり「りんごを買って食べなさい。そうすれば幸せになれる」と言われました。ちょうどその年は妻は帰国していたので、一緒にすごすことができなかったので一緒に食べることはできなかったのですが・・・。その日は仕事がとても忙しくてかなり遅い退社になり、遅くまで開いているスーパーを何とか見つけ出してりんごを買ったという思い出があります。

こういった文化の違いを楽しめるのも国際カップルならではなんですよね。

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