国際カップル あるある生活

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国際結婚!

国際結婚 

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はじめまして。ブログをはじめることにしました。

ブログを始めることになったきっかけは妻です。妻は、中国人です。国際結婚は色々な面で手続きの大変さがあります。在留資格取得やらなんやら・・・。ネットを徘徊してもあまりこういった情報ってないんですよね。それに日本語がまだまだ習得できていない外国人が日本で生活していくのってかなり大変なんです。だから、このブログを通して似たような人へ少しでも役にたてるような情報が発信できたらと思います。

中国女性との結婚が一番多い

知っていますか?国際結婚においては、日本人男性は中国人女性との結婚が一番多いんですよ。下の表は厚生労働省の平成 28 年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況より作成した統計値です。男女ともに中国の割合が伸びていますね。(人数ではなくてあくまでも割合)

 
夫日本-妻外国の夫妻における妻の国籍別婚姻件数の構成割合
国籍 韓国・朝鮮 中国 フィリピン タイ アメリ イギリス ブラジル ペルー その他
平成7年 21.7 24.9 34.6 9.2 1 0.4 2.8 0.7 4.8
平成27年 15.3 38.7 20.7 6.3 1.3 0.3 1.9 0.6 14.9
 
妻日本-夫外国の夫妻における夫の国籍別婚姻件数の構成割合
国籍 韓国・朝鮮 中国 フィリピン タイ アメリ イギリス ブラジル ペルー その他
平成7年 41 11.1 0.7 0.3 18.8 3.1 2.3 1 21.8
平成27年 25.4 12.1 2.7 0.6 18.3 3.8 5.6 1.9 29.7
 

中国は経済発展も凄まじく今や世界第二位の経済大国。日本よりも上海や北京などは生活水準が高いと言いつつも、まだまだ日本は憧れの国のようです。今後も中国女性との結婚は増えていくのでしょうね。

・・・ということで、国際結婚手続きについて記載してみようと思います。と言っても結婚手続き自体は数ある詳しいサイトに譲るとして、私が一番労力を割いた在留資格取得申請についてを記載します。 

在留資格取得申請の準備は大変

私の場合には、相手が就労ビザを取得して日本に滞在中に出会ったので先に日本の市役所で結婚手続きをすませました。

相手が日本に在住(すでに就労ビザ等のビザを取得済みで日本に滞在中)している場合は、日本で先に手続きを行うことができます。

国際結婚では、日本人同士であれば申請しなくてもよい手続きがたくさんあり、結構面倒です。その最たるものが在留資格取得です。

日本で結婚を済ませて、正式な夫婦になっても夫婦として日本で一緒に暮らすことができる・・というのは大間違い。

特に外国人の相手が日本にいる時に(例えば、就労ビザを取得している実習生など)知り合って、そのまま日本で結婚したときの流れってよくわからないですよね〜。

なお、日本国内の結婚手続きは市役所で先に済ませておきましょう。そのうち、これも書いておきます。

在留申請の大まかな流れは以下のようになります。

在留申請の大まかな流れ

①日本人(私)が必要書類をそろえて「在留資格認定証明書」の交付を、入国管理局へ申請します(日本人が日本で実施)

②入国管理局より「在留資格認定証明書」が交付され、証明書は日本人(私)へ郵送されてきます。

混雑状況にもよるのですが、ここは2〜3ヶ月は見ておいたほうがよいでしょう。

③日本人(私)が外国人(相手)へ郵送されてきた在留資格認定証明書を送付します。(日本人が日本で実施) ※相手が母国へ帰国しているという前提

EMSなどを利用して国際郵便ですね。万が一に備えてコピーはとっておきましょう。

③在外日本大使館・日本領事館で外国人本人(相手)が在留資格認定証明書を提示してビザ申請をします。(外国人が外国で実施)

④在外日本公館にてビザを交付

⑤外国人が日本の空港にてビザと「在留資格認定証明書」を提示します。

このとき、パスポートには上陸許可の証印と在留資格とその期限が明記されます。

準備も含めて全部で、4ヶ月ぐらいかかりますね。結構な苦労ですよ😠

特に①の必要書類を自分でやるのか?あるいは、行政書士に頼んじゃうか?が結構、大きな判断が必要でした。結果的には、自分で作成しました。

では、必要書類って何?法務省から指定されたもので良いの?・・・いいえ、それだけではダメなんですよ。私の場合には、以下の書類を用意しました。

 
[提出書類]太字以外は任意(でも、あったほうがよい)
書類 説明
在留資格認定証明交付申請書
入国管理局指定のもの。
法務省ホームページからダウンロード)
写真(縦4cmx横3cm) 1枚 在留資格認定証明書に添付する。写真の裏には名前を書いておきましょう。
日本人の戸籍謄本 市役所で取得可能です。本籍を移動していると戸籍に記載されていないものがあるので、念の為に原戸籍も確認しておくのをおすすめします。
結婚公証書 これが最大の悩みでしたので、後述。
日本人の住民税の課税証明書 市役所で取得できます。
日本人の納税証明書
同じく市役所で取得できます。
自分がきちんと納税していることを証明するために必要です。
身元保証
入国管理局指定のもの。
法務省ホームページからダウンロード)
日本人の世帯全員の記載がある住民票の写し 市役所で取得できます。
質問書
入国管理局指定のもの。
法務省ホームページからダウンロード)
理由書 これがとても重要!後述します。この出来栄えで結果を左右するといっても良いでしょう。
交際履歴 交際期間中、婚姻後の履歴です。写真などと織り交ぜて綺麗にまとめるとGOOD!!
スナップ写真 3〜5枚程度。可能であれば場所や地名などが入ったものがよいかも。
切手と返信用封筒 入国管理局から在留資格認定証明書を送ってもらうために必要です。封筒には自分の住所と宛名を書きましょう。
在籍証明書 自分が安定した収入を得ているための証明になります。必須ではないのですが提出しましょう。
婚姻受理証 市役所に婚姻届が正式に受理されると取得できます。夫婦を証明するのはこの書類です。
婚姻届 市役所に提出した婚姻届のコピーです。必須ではありませんが提出しましょう。
日本人の源泉徴収 自分が安定した収入を得ているための証明になります。必須ではないのですが提出しましょう。
日本人の直近3ヶ月分の給与明細 自分が安定した収入を得ているための証明になります。必須ではないのですが提出しましょう。
日本人の身分証明書 免許証のコピーでOKです。
外国人のパスポート、来歴のコピー 外国人の顔写真のページと日本に来歴があればそれをコピーしておきましょう。
今日はここで一旦、おしまい。